約1年テレワークで働いてみた【快適に勤務するための注意ポイント】

新型コロナウィルスの影響で先日、緊急事態宣言が発表され、多くの企業がリモートワーク・テレワークといった在宅勤務(在宅ワーク)を検討されている方が増えてきました。
実際、ドムも数名に導入し運用を実施中。私自身も新型コロナウィルス前より実施し6月で1年経とうとしています。
そこで、今回は在宅勤務を開始し、メリットやデメリット、家で勤務にするにあたって快適に過ごすための注意ポイントをまとめてみました。
【目次】 |
Q.テレワークとは、リモートワークとは?何の略?
そもそも「テレワーク」「リモートワーク」の違いは何でしょうか?
■「テレワーク」
「tele=離れたところ」「work=働く」をあわせた造語。
情報通信技術(ICT)を活用し、時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態。
■「リモートワーク」
「remote=遠隔・遠い」、「work=働く」をあわせた造語。
テレワーク同様、会社などには出勤せず、遠隔で業務を行う勤務形態。
聞きなれない言葉が出てきたと思います。
テレワーク、リモートワークにおいて、勤務する場所が自宅に限られたものが「在宅勤務(ワーク)」ということになります。「遠くで働く」意味としては、ほぼ同じ意味となります。
Q.導入するにあたってのメリット・デメリット
現在関東郊外に引っ越しまもなく1年。新型コロナウィルス対策により、現在本社出勤はありませんが、その前は月2回、何日かまとめて本社に出勤しています。そこで実際に勤務し、感じたメリット・デメリットをお伝えします。
■通勤時間がなくなったこと
私が1番メリットとして感じた内容が「通勤時間」。
先ほどお伝えした通り、関東郊外に引っ越したため本社に通勤する場合、片道2時間30分かかるのですが、テレワークを導入していただいたことにより月のトータル通勤時間が大幅にダウン。結果プライベートの時間が大幅に増え、以前より家庭との両立がスムーズとなりました。
私自身、子供はいないので自分の時間にもあてることもでき、この機会に通いたかったジムへ入会なんてことも(今やジムすらも通えなくなってますが…)
■作業が進む環境
あくまでも私自身の例になりますが、在宅勤務だと業務が捗ります。
部署の特性上、本社にいるとよく他部署から声をかけられたり、営業電話の取次ぎ対応も少なくありません。ですが、在宅だと周りには自分しかいないため、業務が進むのです。(ご自宅にお子さんがいる方だと難しいかと思いますが…)
事務処理や資料作成など行うのは、在宅でよく行っています。
では逆にデメリットは何でしょうか?
■成果物がある業務の方が管理しやすい
以前の部署では、在宅勤務者の管理も行っていました。そこで起きる問題が「評価制度」。
依頼した成果物が期日までに提出することで、「しっかり仕事をしてくれている」認識になります。成果物がないと、勤務実態が把握しにくく、様々な憶測が頭をよぎり結果「さぼりではないか?」と思われやすくなります。
評価されないと、在宅勤務者にも不満がでて退職…と負の連鎖に。そのため管理者はある程度、成果が分かる物を設定していく必要性があります。
■コミュニケーションの取り方にも工夫が必要
すぐ声がかけられる状況とは異なり、テレワークだと相手が自席にいるかどうかさえ分かりません。
そこで重要になってくるのがチャットツール。
業務の進捗をこまめに報告するだけで、管理者は安心します。お互いが協力していけば情報共有もしっかりできてきます。
ただし文章だけですと、認識がずれやすくなるので要注意。たまに電話で認識の修正などしていくこともよくあります。
コミュニケーションの件に関しては、連携していく事に相手の協力が必要となっていきます。ですが、それはチームとして動いていくことでもあり、率先して連絡をとっていくことで疎外感・孤独を感じることは解消されていくと思います。
では次回は、本題の「家でも快適に勤務するための注意ポイント」について書いていきたいと思います。
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ライター:やきちゃん
(2012年入社 人事部広報担当)
在宅ワークしながら人事部と広報業務担当中。名前は移住先名物「おやき」より命名。