派遣の仕組み

派遣雇用とは

派遣労働者、派遣先（勤務先の会社）、派遣元（登録する派遣会社）の3者間で成り立つ仕組みです。
派遣で働く場合、雇用契約は派遣労働者と派遣元のあいだで結ばれ、お仕事をした分の給与は、派遣元から支払われます。
派遣労働者が働く、派遣先の会社から振り込まれるわけではございません。
また勤務時間や待遇などの労働条件については、派遣会社が派遣先と交渉を行います。
日々の仕事の業務の指示は、派遣先の会社から直接受けます。
単発（日雇い）や短期派遣も、同様の仕組みとなっております。

紹介予定派遣の仕組み

紹介予定派遣とは

最長6ヶ月に渡る派遣期間を終了後に、企業と求職者が双方合意の元で直接雇用契約を結ぶことを前提とした働き方のことです。
直接雇用を予定する企業で派遣労働者として働けるので、直接雇用契約を結ぶ前に企業の雰囲気や実際の業務を確認できるのが特徴です。
ただし、紹介予定派遣を利用したからといって、派遣期間の終了後に必ず直接雇用として採用されるとは限りません。

紹介予定派遣と人材派遣の違い

紹介予定派遣も派遣の種類なので雇用形態や派遣元・派遣先との関係性は同じですが、上記の説明のように「直接雇用を前提としている」点が通常派遣と異なります。
通常派遣は派遣期間が終われば派遣先企業での勤務も終了になり、派遣で継続就業はできません。

人材紹介の仕組み

人材紹介とは

人材を求める企業からの依頼に基づいて、厚生労働大臣から免許を得た人材紹介会社が、条件に合う求職者を紹介する有料職業紹介サービスです。
企業から提供された求人内容に合う人材を見つけて、依頼主である企業に紹介し、無事採用に至った場合に求職者と企業が雇用契約を直接結びます。

人材紹介と派遣の違い

派遣は、派遣会社との雇用契約のため、給与の支払いや有給休暇の付与などの労務管理は人材派遣会社が行います。
人材紹介は、求人企業が求職者を直接雇用いたします。その為、給与の支払いや労務管理全て求人企業が行います。
人材紹介会社は求職者の希望条件などをヒアリングさせていただき、マッチングする企業をご紹介する等、採用活動を支援するものでございます。